№534 梅雨の閉伊川で渓流釣り、、。

先週末、500キロ先の岩手にある馴染みの釣り宿に泊まり、仲間3人で渓流釣り。
岩魚は脚で釣れ・・は通用しなくなったトリオですが、釣果に問題はありません。

梅雨真っ只中は承知の上、でしたが、篠突く雨にしとど濡れそぼっての釣りは凡そ快適とはいきません。
濡れて気分的に良くないばかりではなく、仕掛けのラインが濡れた竿に絡まるので細いラインや大きめの目印は使いにくく、挙句に、雨中では振出竿が度々縮まなくなって難儀しました。


釣友が竿をしならせて良型のイワナを釣り上げた渕の手前の岩場にクガイソウ(九蓋草、九階草)が薄紫色の小さい花を穂のように着けて咲いていました。
1DSC07399.JPG

総状花序がまだ咲き始め状態のクガイソウは、両岸から覆い被さった栃の大木で薄暗いほどの日陰になった苔生す岩にポツンと生えていました。
山地や高原の日当たりの良い草地でよく目にしますが、驚きの劣悪環境で逞しく生育していました。
宿の主人はクガイソウの白花を見つけて撮影していましたが、いつか出会いたいもの。



こんな渓流の画像を見返すと、竿を出した青い渕や白泡の落ち込み、そして、魚信の感触を思い出します。
2DSC07508.JPG

3DSC07553.JPG



常套の木化け、石化け。
4DSC07545.JPG

5DSC07572.JPG



ヤマメは太い。
6DSC07426.JPG



リリースサイズのチビヤマメのパーマークは鮮やか。
7DSC07625.JPG



イワナはスマート。
8DSC07499.JPG


閉伊川水系はイワナ、ヤマメ、アユの魚影が濃い。
良く肥えているが、メタボではない。
川虫の量が驚くほど多くて餌が豊富だから成長が速く、ヤマメもイワナも魚体に比べて頭が小さい。
一見、緩やかそうに見えても、立ち入ってみると流れは急で、水量が豊富。
枝沢や瀬の多い自然繁殖に適した河川ではあるうえ、放流も盛ん。
いつも釣り人の期待を裏切らない。

イワナもこのくらいのサイズだと引きも強い。
9DSC07445.JPG

10DSC07419.JPG


到着日の夜は、決まって塩焼きを味わうことにしている。
食べて美味しいとされる7寸前後のヤマメとイワナを人数分揃えるのも、さらに焼くのも担当しているが、これまでに数を揃えられなかったことはない。
その一部。
11.jpg


今回、同宿となったフライの釣り人は、やはりキャッチ&リリースに徹しているとのことだった。
一様に彼らは
“自分が釣り上げた魚は食べることをしないが、他人の釣った魚は食べる”
という哲学を持っているらしいが、彼も、その晩に振る舞った塩焼きのイワナもヤマメも美味しそうに平らげた。


大きな魚の死骸が川底に沈んでいた。
50㎝ほどの雄のサクラマスだった。
春先には太平洋からサクラマスが多く遡上してくる河川だが、産卵シーズンでもないこんな時期に力尽きた姿を見せるとは不思議だった。


あっちこっちでエゾアジサイが咲き始めていたが、花の青さはまだ淡かった。
12DSC07502.JPG



"№534 梅雨の閉伊川で渓流釣り、、。" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント