№732 宮床湿原のトキソウとサワラン、、。。

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天空のヒメサユリを堪能した後、少し迂回して宮床湿原へ向かいました。
草友は一入思い入れが強いハッチョウトンボを主目的に、野性ラン好きの私はトキソウとサワランの花が見たくて。

駐車場所の宮床湿原入り口です。
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杣道を500m、10分歩いて、いいえ上り坂を喘ぎ喘ぎ15~20分、歳はとりたくありません。
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標高850mにある宮床湿原の看板は新たに建立された立派なものになっていました。
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一周1,300m、1haの面積の湿原を縦走する木道は400mだそうです。
訪問者は少なく、いつもほぼ独占で、今日も先行者1名だけでした。
いつも、心ゆくまでゆっくり、のんびり、じっくりと楽しめます。
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残り花かもしれない黄橙色のニッコウキスゲがポツンと鮮やかに咲き誇っていました。
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無数の白い綿毛のワタスゲが溢れています。
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木道を進むと、小型野生ランのサワランとトキソウが、至る所、見渡す限り、それこそ無数に咲いています。
これを観たかったのです。
グッド・タイミングで、足を運んだ甲斐がありました。
高層湿原のミズゴケに生育する小型野生ランのサワランとトキソウですが、好みの環境は微妙に異なるらしく、案外棲み分けています。
サワランとトキソウが混生している個所もありました。
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トキソウ。
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桃色の花です。
朱鷺の実物は見ていませんが、この花色が由来となった朱鷺の羽色なのでしょう。
小さいながらも美しい花色の蘭です。
ぎゅうぎゅうと密集したり、わさわさと群生することはなく、ミズゴケの中にポツンポツンとまばらに広く疎生しています。
丈20㎝ほど伸びた茎の先に指先ほどの大きさの桃色の花を一輪着けます。
横向きに咲いた花の方向はまちまちで、勝手気ままな方を向いています。
整形花は少なく、虫に喰われたりして花弁の痛んだ花が目立ちますが、遠目で眺めるべきなのでしょう。
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サワラン。
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小さな花ですが、鮮やかな濃紫紅色なので湿原の草むらの中で目立ちます。
名に反して沢には生えず、アサヒランの別名を持ちます。
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湿原全体にに疎らに生えていますが、小さな浮島のように僅かに小高くなった箇所では、群生が見られます。
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庭先で良く見掛けるシランの花を小型にしたような花です。
なんといっても鮮烈な花色が魅力のサワランです。
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ハッチョウトンボ。
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宮床湿原へは、トンボ好きの草友お気に入りの赤い小さなハッチョウトンボの観察が目的で足を運んできましたが、その生態についてはやっと解りかけてきたところです。
例年であればジトジト雨の梅雨真っただ中ですが、早々に梅雨明けしたこの日は青空が広がり、繁殖期を迎えたハッチョウトンボは水たまりや流れの周辺を群れ飛んでいました。

トキソウとサワランにカメラを向ける傍ら、ハッチョウトンボの姿も捉えようと見かけるたびにシャッターを切ったのですが、結局はピントが合わなくて満足な画像はありませんでした。
ことメスに至っては1枚も写せませんでした。
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このトンボの小ささを画像で表現するのは難しいものです。
1年ぶりに再会し、改めてその小ささに驚いて
「こんなに小さかったっけ。」
などと呟いたものです。
高層湿原の厳しい環境では餌も豊富ではないから、身体を小さく進化させるしかなかったのでしょうか。
ふと見ると、やけに動こうとしないハッチョウトンボが草の葉にとまっていました。
左後ろの翅が半分ほどしか無く、飛び立とうとしません。
手指で触ったところ親指にとまったので、写したのがこれです。
㊴DSC04003.JPG



小ささがわかる画像が得られたので、そっと、また元の位置に戻してやりました。

湿原の水場には、何種類ものトンボが飛び交っていました。
次の画像には名前の知らないトンボが映り込み、追いやられたハッチョウトンボがピンボケで写っています。
㊵DSC03789.JPG





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この記事へのコメント

佐久良 爽
2022年07月02日 17:42
トキソウとサワラン、とてもよく撮れてますね。
美しくて~ナイス!です。。。
私はハッチョウトンボに的を絞ったので、動画も含めて可愛いトンボのいい写真が撮れて大満足でした。
彩雲
2022年07月02日 20:31
ハッチョウトンボの姿を求めて何度も通った宮床湿原ですが、自分的にはトキソウやサワラン等の小型野生ランの宝庫としての魅力を秘めた楽園でした。
おそらくまだ見ていない植物もあるでしょう。
トキソウもサワランも実はこれまで詳しく観察したことがなかったので濃厚で有意義な時間でした。
ハッチョウトンボよりも少し大きく、なおかつ動き回らないから、有り難い被写体でもあるのです。
過分なお言葉を頂戴し素直に嬉しく思います。