№637 リトープス「紅大内玉」真冬の開花、、。。

真冬の今、出窓下に置いているリトープスの「紅大内玉optica Rubra」が開花中。


その殆どが秋に花を咲かせ、花色の大半は黄と白のリトープスですが、「紅大内玉」は真冬に少し趣の違う白花を咲かせます。
リトープスの中ではとりわけ小輪で、白い花弁の先端にほのかにピンクを纏います。
好天の日、最も気温が上がる午後2時から3時ころの束の間、西に傾いた日差しを受けて花開くことを1週間くらい繰り返し、やがて開閉の動作が鈍くなって、生気を失って萎びた花弁が閉じなくなって開花期間を終わります。
わが家に住み着いている10個体ほどの「紅大内玉」は2016年に実生したもので、4年目で早いものが花が咲いたり分頭する個体が現れていました。
初めての実生は、発芽率が高かったので全部が生長したらえらいことになってしまうと思いましたが、自然淘汰か腕前か何だか知らぬ間にどんどんと減って、案ずる必要もなく今に至りました。
この時季に咲くリトープスは「紅大内玉」だけのわが家では蔑まれる交雑種が生まれる心配はなく、生粋の「紅大内玉optica Rubra」の種子が得られます。
微細な花粉をたくさん出すリトープスは受粉しやすいので、別個体の花粉を交互に付けてやれば確実に結実します。
2、3日前、球体があまりに皺シワだったので、見かねて水を遣ったら直ぐに膨らみました。
開花率が低いのは、作り下手だからに他なりません。

水遣りは、余計なお世話にならないように、ほどほどにしなくてはいけません。


種ができたら、今年の秋にまた蒔くつもりです。
この記事へのコメント
頂いたリトープスは、環境的には悪くないと思いましたが、観葉植物と一緒に置いていたので、水やりの回数が多かったせいか、昨年だんだんと元気がなくなり、そのうちに枯れてしまいしました。
多肉植物でも、水やりの仕方が、微妙に違ってくるので、難しいです。
久しぶりの雨で、庭の木々たちが喜んでいるようで、水やりもひと段落で来ます。
一気に、春めいてくることでしょう!!
こんにちは👋😃
リトープスは、南半球の乾燥地帯に生育する植物なので、夏と水が嫌いなようです。
性質を理解すれば手がかかりませんが、それが問題かな?
一度や二度で諦めず、また挑戦してくださいな🎵
雨後の寒波を乗り越えたら、待ち遠しかった春が来そうです。
白い花びらに、ほんのりピンクの縁取りをつけて。
鮮やかな黄色の蕊が綺麗です。
小さな小さな花のようですね。
先月末、赤紫のフリチアの花が咲いてましたが・・。
夏型の花のようですね、驚きました。
此方で、多肉植物リトープスを知りました。
小さな多肉植物、美しい花を咲かせるのですね。
貴重なお花を拝見いたしました♪
コメントありがとうございます🎵
リトープスは窓辺に置いて育てる方が多いと聞きます。
小型で場所を取らず水を切らしても枯れない丈夫な植物です。
多くは秋に、球体が隠れるほど大きな黄や白のタンポポみたいな花を咲かせますが、紅大内玉はよほど過酷な環境に育ったらしく、年を越した寒い時季に小さな花をひっそりと咲かせます。
ほったらかしにされているのが好きらしいリトープスです🎶