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zoom RSS 343 豆弁蘭「黄鬼」、、。

<<   作成日時 : 2017/03/16 12:37   >>

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この蘭は、黄花が咲く中国奥地蘭の無名品ということで2012年夏に購入したものです。
以降、毎年鮮やかな黄花を楽しんでいます。
今年の花です。
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こちらは、一昨年の花です。
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朶朶香的雰囲気を見せる咲き始めです。
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主弁副弁捧芯の5弁全部が後ろに反り返り、独特の表情を見せる花形ですが、黄色の発色が良く、丈夫で花着きも良い蘭です。
黄色の発色は、朶朶香の「金上梅」とトップの座を争うほどです。

しかし、素性は不明で、取り敢えず朶朶香のラベルを立てることにしました。
そして、名前を「黄鬼」としてラベルに書き込みました。

その後、この「黄鬼」を観る度に、朶朶香なのか豆弁蘭ではないのかといった腑に落ちない状態が続いたのですが、同じような花を、実物でもネット画像でも、また、日本のみならず大陸においても見る機会が何度かありました。
それらは、特徴的な花形、弁元から花弁中央を染める赤線、濃い二引きの舌点など、葉姿とともに、「黄鬼」に通じるものでした。
つまり、ある程度出回っているということにもなりますが、それらは豆弁蘭とされていたり、朶朶香あるいは春蘭として扱われるなどテンでバラバラの扱いを受けていました。

次の画像は、以前に日本の蘭店で豆弁蘭黄花として販売されていたものを撮影したものです。
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こちらは、『珍爱生命,远离黄色』と書き込まれていた中国のネット画像です。
ネットの翻訳機能は役立たずだし、日本語しか分からない私には書き込まれた文章の意味が理解できません。
蘭趣味家の中にも中国語が堪能な方がおられますので、教えてくださると嬉しいのですが・・。
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その他、趣味家のブログにも朶朶香として名付けられた画像が載っています。

それで、この蘭が朶朶香なのか豆弁蘭なのかをハッキリさせようと思いました。

まず、香りについてですが、朶朶香はその名の示す通り、強い芳香を放つことが絶対条件です。
蘭花が香気を発するのは時間帯や天候によって差があります。
また、嗅覚は女性の方が優れているようですが個人差は大きく、あいにく理解不能な方もいらっしゃるようです。
そうしたところ、花に鼻を近づけて嗅ぐと、時間帯によってはほのかな微香を認めるものの、芳香は日を経ても終日発せられることは無く、朶朶香には該当しない蘭でした。

次に、もう一つの決め手である離脱層の有無です。
朶朶香と豆弁蘭の判別ポイントとされる葉元の離脱層の有無について、「黄鬼」十数篠の本葉と袴50枚以上を確認しました。
その結果、朶朶香には有って豆弁蘭には無いとされる離脱層は、どこにも認められませんでした。


こうして、豆弁蘭「黄鬼」とラベルを書き直しました。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
>珍爱生命,远离黄色
直訳すれば「命を大事にする、黄色からはほど遠い」で
こんなきれいな鮮黄色の蘭花の説明としては???と思ったのですが、
ひょっとしたら投稿者の人生観とか座右の銘みたいなものではないでしょうか?
中国語の「黄色」は色事、AV、エロなどを表す意味があり、日本の「ピンク、桃色」に相当します。
「遠離色情、珍惜生命」という言葉も有り
「色事からは遠ざかり、命を大事にする」広く解釈すれば「世俗的な欲望や煩悩を遠ざけ、質素で静かな暮らしを大切にしよう」という意味にもなります。
元のサイトを見ていないのでわかりませんが、「きれいな黄花が咲いたよ」といううれしさと投稿者の心情を引っかけたのかなと思いました。
中国蘭迷
2017/03/18 09:32
蘭迷さん 早速、詳細にありがとうございます。

文字や単語による意味の推測、そして翻訳機能も役に立たず、お手上げでしたが、モヤモヤが晴れました。

そして、中国語は熟語知識や機智にまで精通しなければ理解不能なことを改めて痛感しました。

元々、文字を持たなかった大和民族が大陸からもたらされた漢の文字を元にした日本の漢字を使っている私たちですが、平仮名も片仮名も無いぶん、中国語は極めて意味深です。

元のサイトを辿れたらよいのですが・・。

なお、『にっぽんの伝統園藝vol.3』で中国蘭に関する蘭迷さんのの記事や写真を拝見し、勉強させていただいております。
彩雲
2017/03/18 11:45

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